2005年05月17日

《育てるという成長手法》 藤田晋氏 サイバーエージェント社長

■本日の社長■

藤田晋氏
サイバーエージェント社長



■社長からの議題■

「育てるという成長手法」


■<社長>たちへの提案事項■

あなたは会社を、または自分を、どのように成長させたいですか。

どのような成長プランをもっていますか。

自分に適した成長プランを、考えて見ましょう。


■そういえば…■

藤田氏は本を出していましたね。

「渋谷ではたらく社長の告白」


渋谷ではたらく社長の告白

26歳で上場し、奥菜恵と結婚…。
順風満帆な人生を送っているように見えますが。



■提案事項にいたるまでの議事録■

企業は利益をあげなければいけないが、利益をあげるためには企業を成長させる必要がある。
右肩上がりの利益を追求するということは、つまりは企業の成長追求ということになる。

ライブドアとニッポン放送の買収問題のとき、「会社は株主のものか、従業員のものか」という議論が取り沙汰された。
議論するまでもなく、株式会社は株主のものだ。なぜなら、株主第一主義のアメリカの証券法を日本に持ってきたから。

だが、会社を動かしているのは社員なので、会社の成長は社員の成長と共にあるわけだ。

社員のレベルアップ方法には、2通りの方法がある。

1. 内部社員の育成
  …社内の研修や教育など。

2. 外部からの才能を獲得
  …M&Aやヘッドハンティングなど。
 (アウトソース等の派遣や外注は、社外にノウハウが流れてしまうので「成長」とはいわない)

藤田氏は「社内起業」に成長を託しているそうだ。
つまり、「1. 現社員の育成」を実践していというわけだ。

サイバーエージェントでは、「ジギョつく」という事業プランコンテストを社内で行い、事業育成や経営者・起業家の育成をしている。

「ジギョつく」とは、新規事業を提案しプランが採用されると、提案者が事業部長に就任出来るというシステム。
つまり、新人でも「事業部長」になれるということだ。

新規事業にはリスクもある。藤田氏がいかに、社内の成長にチカラを入れているかということが伺える。


ライブドアのように、買収で会社を大きくするもよし。
サイバーエージェントのように、社員の成長で大きくするもよし。

…あなたは、ドッチ!?




■会社概要■

[4751]株式会社サイバーエージェント

・設立
 1998年03月18日

・資本金
 6,551,000,000円

・従業員数
 連結 767人
 単独 362人

・事業内容
 【特色】インターネット向け広告代理事業に加え、ネットメディアを自社運営・ECなども展開 

・ホームページURL
http://www.cyberagent.co.jp/

・株価チャート
http://chart.finance.livedoor.com/index?stock_id=4751


■原文掲載(日本経済新聞より)■

・記事掲載日
[2005.05.17(火)]

・表題
[将来性の判断が仕事]

・本文
▽…「うちは育てるやり方ですから」。買収をテコに成長を目指すIT(情報技術)企業が多い中、大型買収とは一線を画す。ニッポン放送買収劇で話題を呼んだライブドアの堀江貴文社長とはかつて共同事業を手がけ、同じマンションに住む間柄だが「各企業にあった成長手法がある」。

▽…社内起業に成長を託すが、事業継続には厳しい基準を設けている。一定期間営業赤字が続くと「撤退かリストラ」。ただ、有望な事業は赤字を許容する例外規定もあり、「将来性を見極めるのが経営者の仕事」と自らに課題を与えている。



executive_brain at 00:00│TrackBack(0)「回転いす」の経営者たち 

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