2005年05月26日

《重視するもの》 桜田厚氏 モスフードサービス社長

■本日の社長■

桜田厚氏
モスフードサービス社長



■社長からの議題■

「重視するもの」


■<社長>たちへの提案事項■

あなたが重視しているものは、なんでしょうか。

重視しているものが、会社の、または個人の独自色やオリジナリティと呼べるものになるのだと思います。

自分が今後、なにを重視していくべきか、考えてみましょう。




■提案事項にいたるまでの議事録■

確かに最近、看板が赤色から緑色になりました。
桜田氏はファーストフード店「モスバーガー」を、「高付加価値路線」へシフトしつつあるという。

モスバーガーの緑色の看板に「メニューやサービスの質を高めている」というい意味が込められているとは知りませんでしたが、確かに外見の雰囲気が変わりました。

僕が近所のモスバーガーに行ったとき、「店が潰れた!?」と感じたことがあります。赤から緑に変わったモスバーガーははっきり言って目立たちません。
ですが確かに、格調の高さが感じられるともいえます。

那須(避暑地)のコンビニみたいです。…看板が緑色なところが。


もともとモスバーガーは、商品の品質を重視してきました。
野菜の品質もさることながら、注文が入ってから作り始めるというサービスは、スピードよりも味を重視する客層に定評がありす。

しかし、最近はその「品質重視」にさらに拍車が掛かってきています。
単価が千円を超える商品も登場し、高級感も加わりました。

ファーストフード店で赤看板の代表格と言えば、マクドナルドでしょう。マクドナルドは安価な商品とスピードを売りにしています。最近はワンコインの商品がを増やし、金額から端数を省くことで、小銭などのお釣りを極力少なくし会計のスピードアップを図っています。

マクドナルドがいかに、スピードを重視しているかが、その戦略から伺うことができるでしょう。

そのマクドナルドとは路線が違うと言うことを、モスバーガーは赤か緑へ看板を変えることで、アピールしているのだと思います。
時間は掛かる、値段は高い。しかし、作りたてであり、材料は品質に優れている・・・。

ファーストフード店といえば、いままで「早い、安い、味はそこそこ」というのが定番でした。
しかしモスバーガーはその路線から外れることで、モスバーガーとしての独自色を出しつつあります。

モスバーガーは素材の品質を上げ、高級感を出すことで、スピードよりも味を重視した客層を、今後は今以上にターゲットとして獲得していくのだと思います。



■会社概要■

[8153]株式会社モスフードサービス

・設立
 1972年07月21日

・資本金
 11,412,000,000円

・従業員数
 連結 623人
 単独 489人

・事業内容
 厳選素材バーガーを特色にFC展開、商品開発力に定評、中華、和食レストランも実験中
  

・ホームページURL
http://www.mos.co.jp/

・株価チャート
http://chart.finance.livedoor.com/index?stock_id=8153


■原文掲載(日本経済新聞より)■

・記事掲載日
[2005.05.26(木)]

・表題
[半端な外食店は淘汰]

・本文
▽…「外食市場はここ五、六年で五兆円しぼんだ。外食店の存在価値が低下している」と警鐘をならす。業界は安さやスピードを重視する行き方と、素材や品質にこだわる方向に分かれつつあるが「中途半端なところは淘汰されていく」。

▽…「モスバーガー」はメニューやサービスの質を高めた緑色の看板店へ順次変えており、高付加価値路線にかじを切った。今年三月に発売した単価千円の高級ハンバーガー「匠味(たくみ)十段」は好調な売れ行き。「価値を超える価値があれば高くても売れる」と力を込めた。



executive_brain at 00:00│TrackBack(0)「回転いす」の経営者たち 

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