2005年06月10日

《よそが飛ばないところを飛ぶ》 山元峯生氏 全日本空輸社長

■本日の社長■

山元峯生氏
全日本空輸社長


■社長からの議題■

よそが飛ばないところを飛ぶ


■<社長>たちへの提案事項■

勇気があれば、他社の飛ばないところを目指して、飛んでみませんか

自分が受け入れることのできる範囲のリスクを、まずは正確に認識し、 その上で無理のない範囲のリスクを負ってみるのも良いかもしれませんね。


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■提案事項にいたるまでの議事録■

山元氏率いる全日本空輸が、いままで縮小傾向にあった路線網の充実を計画し始めたそうです。

 

不況下で削らざるを得なかった路線に、復活の兆しが見えてきたということは、日本の景気の先行きに期待がもてるという事だと思います。

 

企業の体力がついてきたということもあると思いますが、それ以上に消費者がおカネを使うようになってきたのかもしれません。

ただ、山元氏が再開を検討している、というか再開を望んでいる路線網はヤンゴンやムンバイ線だそうです。

 

この需要が少なそうなところに興味を示すのにはわけがあり、「どうせならよそが飛ばないところに飛びたい」という思いがあるからだそうです。

よそが飛ばないところを選択するには、それなりのリスクを背負わなければなりません。
他社が飛ばないのは、飛ばないなりの理由が何かしらあるからです。

 

そこをあえて選択することは勇気のいることですが、しかし市場を開拓するということは、 それ相応のリスクを受け入れるということでもあるのでしょう。
そのリスクを受け入れることができた企業だけが、「トップシェア」 を獲得することができるのだと思います。


山元氏の場合は航空関連でしたが、これはあらゆる業種にも当てはまるのではないでしょうか。

他社の成功をみて参入するのは安全で、あるていどの利益を得られる可能性は高そうです。しかし、「大成功」 とよべるほどの成功をすることはとても難しいかもしれません。

誰も飛んだことのない大きな空を、一度は飛んでみたいですね。


山元氏には、今後もさまざまな国へ路線を開拓して欲しいと思います。
海外に行きたいと思ったときに、日本から乗り継ぎなしで行ける国を、もっと増やして欲しいと思います。

(個人的には、オーランドに乗り継ぎなしで行きたいっす。)

 


■会社概要■

[9202]全日本空輸株式会社

・設立
 1952年12月27日

・資本金
 86,767,000,000円

・従業員数
 連結 29173人
 単独 12155人

・事業内容
 国内線は優位崩れるがJALと寡占、国際線はアジアに集中。シェアから収益重視へ転換中  


・ホームページURL
http://www.ana.co.jp/

・株価チャート
http://chart.finance.livedoor.com/index?stock_id=9202


■原文掲載(日本経済新聞より)■

・記事掲載日
 [2005.06.10(金)]

・表題
 [安定志向ムード断つ]

・本文
▽…一九八六年の参入から初めて国際線が黒字となり、今後はいったん縮小した路線網の充実を狙う。現在は中国、 韓国線しかない中部国際空港について「中部地区でボーイング787型の部品も生産しており、出張需要が見込めるシアトル線の開設も考えたい」 と候補に上げる。

▽…「社内の期待が根強い成田−シカゴ線の再開がいいとこなのか」と疑問を提示。成田からヤンゴン、 ムンバイ線の再開を検討課題に挙げるなど一見、需要が少なそうな路線に関心を示してみせる。その心は 「どうせならよそが飛ばないところに飛びたい」。安定志向に流れがちな社内のムードを断ちたいようだ。

 

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