2005年06月17日

《経営と現場の垣根》 石塚邦雄氏 三越社長

■本日の社長■

石塚邦雄氏 三越社長


■社長からの議題■

「経営と現場の垣根」


■<社長>たちへの提案事項■

経営陣は現場に近づき、現場は経営陣の方針を把握する。お互いの歩み寄りが、会社を変えていくことになるかもしれません。

あなた自身も、明日から変わってみませんか。
経営者は現場の人間になり、現場の人間は自分が経営者になったつもりで。




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■提案事項にいたるまでの議事録■

「事件は会議室で起きてるんじゃない。 現場で起きてるんだ!」
とは、織田裕二扮する青島刑事が、「踊る大走査線」で言ったセリフ。

このセリフが一時期流行ったのは(流行りましたよね?)、どこか自分にも当てはまるなぁ、と感じた人が少なからずいたからなのかもしれません。

この映画にあるような経営側と現場の意識の乖離は、企業が大きくなればなるほど顕著に表れてくる問題だと思います。

石塚氏が5月に社長に就任した三越も、そのご多分にもれず、経営陣と現場との間で、 意思の疎通が図れていないようです。

石塚氏いわく、「経営方針を現場に浸透させるのは難しい」。


石塚氏(経営陣)は「お客様を向いて仕事をすることを徹底する」ことを望み。
店頭(現場)は、「ワゴンセール」などでとにかく売り上げを重視している。


これは単純に、価値観の問題もあるような気がします。

経営陣がいくら顧客との接し方に力を入れろと言っても、現場の評価基準をおカネや売り上げなどの数字でしているとしたら、 現場は売り上げを重視してしまいますよね。

逆に、現場の人間は、経営陣が何を求めているのかを、常に把握しておくべきなのかもしれません。
自分が働いている会社が、これからどこに向かっていこうとしているか・・・経営陣の方針次第では、自分の人生が変わってしまうと言うことを、 僕自身も肝に銘じておきたいとおもいます。

結局のところ、「経営陣の方針」や「現場の行動」にはすべて、それをしなければならないなんらかの理由があるはずです。その理由を、お互いが知ろうとすることで、垣根が取り払われることになるかもしれません。


石塚氏は最近、「全国の店舗への行脚」を始めたそうです。
現場へ自らが赴くことによって、現場も、そして石塚氏自信も変わると思います。
三越のよりよいサービスを期待したいですね。
(うちの家族もよく利用するので、よろしくおねがいします)

 

■会社概要■

[2779](株)三越

 2003年09月01日(1673年 呉服店「越後屋」開業)

・資本金
 37,404,000,000円

・従業員数
 連結 1819人
 単独 1069人

・事業内容
三井グループ発祥の老舗百貨店。旧三越と連結子会社4社が新設合併。百貨店売上高2位

・ホームページURL
http://www.kyosan.co.jp/

・株価チャート
http://chart.finance.livedoor.com/index?stock_id=6742


■原文掲載(日本経済新聞より)■

・記事掲載日
 [2005.06.17(金)]

・表題
 [客を向いた仕事徹底]

・本文
▽…「経営方針を現場に浸透させるのは難しい」。五月に社長に就任して以降、頭を悩ませる日々が続く。 安さだけに訴えるバーゲンを減らそうと呼びかけても「店頭に行くと、目先の売り上げを確保するためのワゴンセールが目に付く」とぼやく。

▽…接客に時間を割くためには会議や書類も減らしたい。「お客様を向いて仕事をすることを徹底する」ため、 全国の店舗への行脚を始めた。前期は最終赤字に転落した。「安穏としていられないことをもう一度現場に伝える」と決意している。


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